自宅から近いキャンプ場を選ぶ
キャンプの準備は、ベテランキャンパーでも大変な作業です。
前日のうちに準備はできていたとしても、当日になって忘れ物に気付いたり、
途中思わぬ渋滞や車のトラブルで到着が遅れたら、その後のキャンプ自体に影響してしまいます。
慣れないキャンプ場を利用するなら、時間の余裕を確保するためにも短時間で行ける自宅から近くのキャンプ場を選ぶのもよいでしょう。
キャンプ場の設備で選ぶ
たとえキャンプ初心者であってもキャンプ場にホテルや旅館並みの設備を求める人はいないと思いますが、もしこれだけは譲れないというものがあるなら調べてみる価値はあります。
たとえば特に女性が気になるのはトイレや温泉、シャワーなどの水回りの清潔さだと思います。
衛生面に気を使っているキャンプ場は多くあり、もし怪我をしてしまったとしても水道などの水回りが清潔だと安心です。
また小さいお子さんが安心して遊べる遊具なんかがあれば、お父さんはテント設営などに集中できるかもしれません。
公共交通機関(電車やバス)で行けるか確認
初めてキャンプに行く方で、車を持っていない方や、免許を持っていない・ペーパードライバーという方も多くいらっしゃるかと思います。
キャンプは車で行くイメージが強いですが、実は電車やバスなどの公共交通機関で行けるキャンプ場も多く存在します。
また、一緒に行く友達や家族でも、1台の車に乗り合わせて行くより各自現地集合した方が効率よい場合があります。
一人一人の家を回って拾って行くよりも大幅に移動時間の短縮になります。
ただ、駐車場に台数制限があったり、車を持っていない人がいるならバスや電車などの公共交通機関を使って行けるキャンプ場が便利です。
それに人里離れたキャンプ場であっても路線バスやローカル線の駅があれば、地元の生活圏にいるという安心感も出てきます。
キャンプ場の売店が充実している
キャンプで必要なものは事前に準備しましょう!でも慣れたキャンパーでも忘れ物はつきものです。
スペアの電池、ランタンのマントルや燃料。薪や炭が足りなくなるなんてこともよくあること。
キャンプ初心者なら尚更どれくらいの量を事前に準備をしていいものかわかりませんよね。
また、お菓子やお酒などもせっかくのキャンプに来て足りなくなってしまってはしらけてしまいます。
キャンプ場の売店は管理室と一緒になっている場合が多いので、キャンプ場スタッフの方に気象情報や最寄りの穴場なんかを教えてもらえるありがたい施設です。
キャンプ場でキャンプ用品レンタルができるか確認
キャンプ道具を一式揃えるとなると、結構な金額になってしまいます。
初めてのキャンプの場合、今後もキャンプに行き続けるかわからないのに、キャンプ用品を揃えるのはハードルが高いですよね…
インターネット上でキャンプ用品を借りられるレンタルショップもありますが、
道具にこだわりがない場合キャンプ場で借りれるなら荷物も少なくて済みます。
ただ数に限りがあるアイテムもあるため事前に確認しておくと良いと思います。
予約が必要かどうかも合わせて問い合わせて聞いてみると安心ですね。
キャンプ場スタッフが常駐しているか確認
キャンプ場内では思わぬトラブルに見舞われることもあります。
たとえば、ほかのサイトのキャンパーさん達が夜遅くまで大声で騒いでいて迷惑。
車の鍵をなくしてしまって困ったなど。
こんな時第三者の立場であるスタッフさんに相談できるのは心強いものです。
キャンプに一緒に行くメンバーで選ぶ
ファミリーで行く場合
できれば高規格で設備が整ったキャンプ場を選ぶことをお勧めします。キャンプ初心者であればちょっとしたキャンプ料理を作るにも家のキッチンとは全く勝手が違って思った以上に手間取ってしまいます。
キャンプ場内のサイトには専用の炊事場があったり、さほど離れていない位置に広くて綺麗な共同の炊飯場があるところもあります。トイレの数が多いのも安心です。
小さいお子さんを安心して遊ばせられる広場や遊具などもあるかチェックしてみるといいでしょう。
また帰り道に寄れる、お子様が喜びそうなアクティビティがあるといいですね!
友達同士で行く場合
夜はお酒を飲みながら、楽しく夜更まで語らいたいなら区画サイトではなく、より開放感を味わえるフリーサイトがあるキャンプ場がおすすめです。
占有スペースを仕切られていないためエリア内ならどこにテントを張ってもOKです。
テントやタープを張る向きや位置を工夫すれば、周りの人の視界から外れることもできるので、自分たちだけのプライベート空間を確保することも可能になります。
また最近は貸切のキャンプ場もあるので、少し値段は高くなりますが、是非検討して見てください。
近くで楽しめるレジャーで選ぶ
せっかくキャンプに来たのなら、大自然の中ならではのレジャーを楽しむのも醍醐味の一つです。
安全に整備されたハイキングコース、貸しボートやカヌーやラフティング、レンタル自転車でサイクリングなんかも楽しいですね。
温泉や展望台が近くにあったり、子供も大人も楽しめる『川遊び』ができる管理区域などがあるかチェックしてみましょう。
キャンプ場のロケーションで選ぶ
InstagramなどのSNSを利用して、豊かな自然をバックに撮影されたキャンプの写真を目にする機会が増えました。
今、キャンプといえば、『遊び』『癒し』『食』にプラス『映え』も重要な要素なのかもしれません。
満天の星空が観たいなら山の上、川遊びや釣りを楽しみたいなら河川敷や渓流を利用したサイト、海岸沿いのキャンプ場なら真夏にマリンスポーツを体験しつつ夜は仲間同士で花火なんていうのも絶好のインスタ映えスポットが発見できるかもしれません。
キャンプサイトの地面で選ぶ
キャンプ場は多くの場合、芝生か土、砂利のサイトが主流です。
稀にテントを張る部分のみウッドデッキのようになっているとこもあります。
キャンプ場の地面によって、ペグの刺さり易さが違います。
水はけが良い芝生のサイトがキャンプ初心者の方にはおすすめです。
逆に石が大きい砂利や、砂浜のキャンプサイトは使うペグに気をつけないといけないので、キャンプ初心者にはおすすめしません。
キャンプ場予約サイト「なっぷ」のレビューで選ぶ
出典:なっぷ
キャンプスタイルは人それぞれです。ファミリーやペットなど、欲しい設備や追加料金であったりと、実際に行ってみないとわからないこともたくさんあります。
キャンプ初心者がまずキャンプ場を検索する際、HPだけでなく実際に利用した人の感想を参考にするのは失敗しないためのベストな手段と言えでしょう。